こんにちは、@p1assです。
先日は 2019 年の振り返りブログを書きましたが、今回は 2020 年の抱負ブログです。せっかくの新年なので、今のうちに目標を書き残しておきたいと思います。
前回の記事をまだ見てない方は以下のリンクからご覧ください。
目標の決め方
さて、目標を決めるにはまず目標の決め方を決めなくてはなりません。
巷では目標を 100 個並べる、という抱負ブログが流行っているのですが、僕はそんなに目標が立てられないし、年末に半分以上忘れているという運命がやってきそうなのでやりません。
今年は Google などが実践している 「目標と成果指標(OKR)」 という手法を用いて目標を決めようと思います。
OKR とは?
Google re:Work のサイトによると、OKR は目標と成果指標 (Objectives and Key Results) を設定することで、難易度の高い目標を掲げて進捗状況を確認できるようにするための手法です。
目標には簡単には達成できないもの ( ストレッチゴール を設定します。これは 70%達成できれば成功と言えるようなものします。簡単に達成できないような目標を設定することで、チームは大きな目標を見据えて専心し、完全には達成できなくても予想外の成果を挙げられるようになることが狙いのようです。
成果指標には計測可能で、実現すれば目標達成に直接結びつくことがわかるような指標を設定します。
個人的に OKR が良いなと思ったのは 成果指標が目標と紐付いている点 す。単に箇条書きでやりたいことを並べると、目的を見失いがちです。OKR はそれが分離しないようになっているので、目的を見失いづらく、モチベーションが続きそうだと感じました。
2020 年の OKR
2020 年の OKR は「インプット」「アウトプット」「プライベート」の 3 つに分割して設定しようと思います。
本当はもっと細分化しても良かったのですが、そもそもがストレッチゴールなので、数が多すぎると優先順位を見失って大変なことになりそうなので、このくらいの粒度に留めました。
インプット
- O : 特定の言語やフレームワーク、ベンダーに囚われない汎用的な知識を手に入れる
- KR : 僕がコンピュータサイエンスに関して知らないことに挙げた知らないことを全部理解する
- KR : 設計やミドルウェア、コンピュータサイエンスの基礎に関係する技術書を 10 冊読む
- KR : TOEIC800 点取れる程度のリーディング力・リスニング力を身につける
この目標を設定したのは汎用的な知識は今度ずっと役に立つのに、社会人になるとそれらを勉強するまとまった時間が取れない可能性があるからです。
夏休みはフルタイムで 2 ヶ月ほど働いたのですが、今と比べて時間的余裕がないです。ましてや、仕事とあまり関係のないインプットに割く時間はほとんどないに等しいです。となると、 時間的余裕がある学生のうちはベースとなる汎用的な知識を手に入れるのに徹するべき と考えました。
また、今までは毎年新しい言語やフレームワークを学んできましたが、今年は必要に迫られない限り学びません。去年は一年間かけて Go を学んだのですが、最近の興味は言語仕様やランタイム、標準ライブラリの仕組みなどに移ってきました。となると、これ以上深く知るためには BNF 記法や Linux OS に関する知識、TCP/IP の知識が必要です。しかし、今の自分にはその知識が足りません。
ここで諦めて別の言語を心機一転学ぶのも良いですが、来年同じところで詰まるのが目に見えています。であれば、時間的に余裕がある今はベースとなる知識を身につけるべきだと判断しました。
さて、インプットの成果指標は 3 つ設定しています。
コンピュータサイエンスについては何かと話題ですが、目標を達成するためには学ぶべきだと考えています。僕の中でコンピュータサイエンスの基礎は「京大情報学科の学部の講義で習うもの」と定義しているので、それらを広く基礎を拾っていきたいです。
技術書は年 10 冊と他の人に比べて少ない値を設定しています。設計やミドルウェアに関する本が分厚いものが多いので少し低く見積もってます。昨年は 5 冊くらいしか読んでない気がするので、それに比べたら 2 倍なのでだいぶ頑張らないといけないです。
英語についてはかなり危機感を感じているので、きっちり頑張りたいです。高校の頃に TOEIC の模試的なもので 600 点くらいを取ったような気がするのですが、当時よりもリスニング力・語彙力共に落ちているので、かなり高い目標だと感じています。本来であれば、スピーキングも頑張りたいのですが、自分には時期尚早だと思うので項目に含めるのはやめました。
アウトプット
- O : エンジニアとしてのプレゼンスを向上させる
- KR : 20 分以上のセッションに 5 回登壇する
- KR : ブログを 30 本投稿する
キャリアを考えるにあたって、他の人に対してどのように優位性を保つかを考えているのですが、その答えの 1 つに 「キャリアが数年上の人がやっていることを先取りする」 というものがあります。僕は他の大学生に比べて早くプログラミングを始めたので経験年数的に優位性がありますし、インターンも B2 から行っていたので選考などで優位なポジションに立てています。
現段階はまだキャリアが細分化される前のフェーズなので、スペシャリティを高めなくても先取りをすることによって優位性を持てると考えました。そのための目標がエンジニアとしてのプレゼンスの向上です。
名前が界隈に知られるというのはものすごいメリットだと思っていて、優秀なエンジニアとの交流が増えたり、面白いことへのチャレンジの機会が格段に増えると思います。そういったチャンスに出会うための取り組みをしていきたいです。
アウトプットの成果指標は 2 つ設定しました。
1つ目の登壇ですが、今までは LT しか出たことがなかったので、今年初挑戦になります。見かけたカンファレンスの CfP は積極的に出していきます。ネタはストックできる場所を既に作ってあるので、思いついた時にどんどん貯めていきます。
ブログの方は、今年の投稿数(23 本)より多い数を設定しました。2 週に 1 回以上というハイペースですが、少しずつでも自分が得た知見を共有していきたいです。
プライベート
- O : 学生としての最後の時間を最大限有効に使う
- KR : 積んでいるゲームを全て消化する
- KR : ライブに 5 回行く
- KR : 彼女を作る
最後はプライベートです。
今年(正確には来年度)で学生生活は終わりなので、できるだけ有効に使っていきたいです。学生と社会人ではお金と時間の価値が逆転するので、特に時間がかかるものをなるべくやりたいと思っています。
積みゲーは Switch だけで 5 本くらいあるので、どんどん消化したいです。飽きたのなら売るという選択肢も視野にいれつつプレイします。
ライブは今年は 2 回しか行けなかったので来年はもっと行きたいです。チケット高いからと渋らずどんどん申し込んでいきたいです。
最後の彼女に関しては察してください 🙇
おわりに
今年の終わりに良い報告が出来るように頑張ります。今年も一年よろしくお願いします!