ぷらすのブログ

新卒Webエンジニアの上京引越振り返り

#日常生活#引っ越し#新卒#金

アイキャッチ 画像はフリー素材です

こんにちは、@p1ass です。

4 月から東京の会社に正社員として入社することになり、3 月に京都から東京へ引っ越しました。 今回は初めての 1 人での引っ越しだったため、何から何まで自分で調べる必要があり非常に苦労しました。

せっかくの機会なので、今回は引っ越しをする上で学んだことをまとめようと思います。 自分の備忘録でもありますが、今後同じような引っ越しをする方の参考になれば幸いです。

なお、タイトルに「Web エンジニア」と書かれていますが、これは同職種の人に読んでほしいからつけています。内容としてはどなたにも参考になると思います。

引っ越しで必要な作業

まず、引っ越しをする上で必要な作業を考えます。 必要な作業は数多くありますが、大まかに分けると

の 5 つに分かれます。

一番大変なのはお金の工面で、前もって貯金したりお金を借りたりして用意します。 引っ越しに使える額が決まらないと新居探しや引っ越しの予算を決められないので、大まかな予算だけは先に考える必要があります。

次の図は引っ越しの流れを表した図です。 やろうと思えば荷造りはもっと早くから始められますが、新居によって必要なものが異なったり、そもそもやる気が出なかったりすることも多いので、この場所に配置しました。

引っ越しの流れ

次の節から各作業の詳細について見ていきます。

お金の工面

学生の引っ越しにおいて最難関なのがお金の工面です。 貯金が少ない学生にとって上京にかかる引っ越し費用を集めるのは一苦労でした。 ここで、どれだけのお金が必要なのか把握するために、必要になる費用を書き出してみます。

※ 京都から東京への引っ越し、節約しない場合
※ 家賃は計算しやすいように 10 万円に設定
※ 端数は適当に四捨五入
※ 3 月中旬入居を仮定

項目金額
物件探しへ行く交通費・宿泊費30,000 円
敷金 1 ヶ月分100,000 円
礼金 1 ヶ月分100,000 円
保証料 半月分50,000 円
仲介手数料 1 ヶ月分100,000 円
初月の家賃 (日割り)50,000 円
初任給までの家賃 1 ヶ月分100,000 円
家具・家電0 円
新居に必要な日用品30,000 円
引越し費用100,000 円
引越し日の交通費・宿泊費30,000 円
旧物件の退去費用0 円
合計690,000 円

70 万くらいかかる計算ですね、泣きたい。

とはいえ、これらを全て払う必要はありませんし、逆に人によってはもっとかかる場合もあります。

例えば、敷金・礼金は物件によっては無料です。その場合 20 万円浮きます。 また、仲介手数料も半月分に抑えられる場合もあります。これらを合わせると、70 万円が 45 万円まで下がります。 他にも、単身パック等を利用すれば引っ越し費用を抑えられます。 その分、新たに買う家具・家電が増えると思いますが。

私の引っ越しでは敷礼ともに 1 ヶ月の物件を契約したので、この試算とほぼほぼこの額同じくらいの金額がかかりました。 上京に合わせて引っ越し前の物件よりも条件が良い物件に住みたいと以前から思っており、1 年以上かけて 100 万くらい貯金していたので乗り切れました。 みんながみんなこの方法を取るのは難しいと感じています。

周りの友人は親に引っ越し費用を借りたり、もらったりしている人が多かったです。

予算の決め方・消費の仕方

個人的なオススメは、引っ越しに使える予算を先に決め、予実の差が出ないように予算を消費していく方法です。

まず、引っ越しに使える 50 万だと分かった場合、先程の試算だと 20 万円オーバーするので、敷金礼金の予算は 0 円にする、といった具合に個別の予算を計算します。 その後、決めた予算を消化するように物件を決めていくという具合です。

この方法の良いところは、予算の変動が事前になくなるので比較検討がしやすい点です。 「家賃は高いが設備が良い物件」と「家賃は安いが設備が微妙な物件」のどちらかを選択しなければならないといった難しい選択をしなければならない場面は数多く存在しますが、それらを決断するのは非常に難しいです。 しかし、予算というはっきりとしたボーダー作ることにより、スパスパと決められるようになります。

勿論、「絶対に支出は少ない方が良い、だから価格が安い方を必ず選ぶ」といった方針を立てられるならそれでも良いのですが、そこまで割り切れる人は少ないと思います。 優柔不断な私のような人間には合っていると感じました。

お金を工面する上で注意すべきこと

「初任給をアテにしていたけど予想と違った!」みたいなことにならないように注意です。

金に関するコメント

新居探し

予算が決まったら、条件に合う物件を探す旅に出ます。

引越し先の地域を決める

物件は無数にあるので、まずはどのあたりに引っ越すかを決めないと絞りきれません。

ここは人それぞれ希望が異なるので一概に決めるのは難しいですが、次のような項目を考えながら地図や Google とにらめっこすると良いと思います。

私は(コロナがなければ)渋谷勤務だったので、次のような記事を読んで住む地域を絞り込みました。[^1]

渋谷駅に勤務するならどこに住む?一人暮らしにおすすめの駅 10 選!

[^1] 普段こういうタイトルの記事を読まないが意外と役に立つのも多かった

物件探し

住む地域が決まったら、具体的に住む物件を探していきます。

ここの説明は他の記事に譲りますが、基本方針としては物件そのものではなく、先に不動産屋さんを決めると良いようです。 SUUMO や HOME'S で自分調べたとしてもその物件がすでになくなっている事が多いですし、良い物件を調べるのはプロに任せたほうが良いというのが理由のようです。

しかし、何でも不動産さんに任せるわけにはいかないので、物件に対して希望する項目を事前にリストアップしておきます。 このときに SUUMO や HOME'S で条件に対する相場感を調べて置くと、不動産屋さんに行ったときに判断しやすくなります。

私の希望条件は以下の通りでした。

必須条件

あると嬉しい条件

職業柄、インターネット回線は非常に重要なので物件選びの時点から気をつけて選ぶようにしました。下記リンク先の方法を使って、不動産屋さんに提示された物件をその場で調べながら条件を確認しました。

アパートは光回線に対応してる?ネットで確認する方法

最終的に提示された物件の中から、

の物件を選びました。相場からみて割安なわけではないですが、非常に住心地が良さそうだったので選びました。 住み始めて 2 ヶ月経ちましたが、非常に満足しています。1

次不動産屋さんに行くならやりたいこと

引越し業者への依頼

物件が決まったら引っ越し業者へ引っ越しの依頼をします。

引っ越し代はふっかけられることで有名で、見積もりにきた営業の人の言いなりになってしまうとかなり損してしまいます。 相見積もりを基本方針としつつ、頑張って交渉します。

私はサカイとアートで相見積もりを取るつもりだったのですが、最初の業者の見積もりでだいぶ値切れてしまいそのまま即決する形になってしまいました。

※ 20 万ってツイートしたけど見返したら 17 万くらいだった気がする

やったこととしては、

感覚的に 4~5 回値切ると最安値になるようです。 また、引越し日を繁忙期に被らないように 3 月の初めにすると安いようです。

次回引っ越しをするなら、最初の見積もりは電話見積もりにして、2 社目でその見積もりを交渉材料にすればもっと安くなるのかなと考えています。

荷造り・新旧住居の各種手続き

これらはやるだけなので、心を無にして作業します。

私は SUUMO の記事を参考に作業を消化していきました。

作業量は膨大なので、何かしらのタスク管理ツールを使って進捗を管理した方がよいです。 最初は Notion を使ってタスクを管理していたのですが、タスク管理ツールとしては微妙だったので途中から JIRA を使うことにしました。

引っ越し

引っ越しそのものは呆気なく終わってしまったので特筆すべきことはないです。

強いて言えば、荷解きや新生活の準備は社会人になってしまうと時間が取れないので、できるだけ 3 月中に終わらせる方が良いです。

終わりに

ここまで引っ越しに必要な作業を順番に紹介しました。

初めて 1 人で引っ越しをしたのですが、中々骨の折れる作業でした。 次回からは友人を見つけて引っ越しを手伝ってもらってもっと楽をしようと思います。

今後引っ越しする方の参考になれば幸いです。

Footnotes

  1. 意図せず楽器 OK な物件だったので、スピーカーで音楽流せて楽しい

← 研修の目的を考えると不要な議論や不満を生まなくて済む今までにGoでよく聞かれた質問とその参考リンク →
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